看護学校は、奨学金制度が充実しています。借り入れた年数と同じだけ系列の病院で働けば返済しなくてもよい「お礼奉公」制度が充実しています。入学を希望される学校によって異なるのでご確認ください。それとは別に都道府県、市区町村の看護師等修学資金貸与制度があります。簡単に借り入れられますが返済期間が短く設定されていることが多いようです。またその地域に両親や本人が住んでいることが条件となります。学校独自の制度も充実しており他の奨学金と併わせて使える学校も少なくありません。
医師会の看護学校や准看護学校の中には、夜間定時制、昼間定時制があります。病院で働き午後や夜間に勉強をしていくものです。住みみ可能な病院なら、住居費もかかりません。入学金や授業料・実習費などの負担も少なくて済むので倍率は高いようです。准看護師や看護師の資格を取得していくと給料がアップしていきますし親の仕送りを頼らなくても国家資格取得にむけて頑張っていくことができます。ただ体力的には、きつくハードなようです。
看護実習は、どこもきついにはきついようですが二足のわらじをはくことになる定時制は、大変なので覚悟が必要です。通常3年間の借りた場合3年間お礼奉公をしなければなりません。名古屋医師会の第一看護科は、4年間在籍するため4年間のお礼奉公が必要になります。逆に言えばそれだけ働ければ返済が免除されお得な制度です。一昔前までは教員の免許を摂ると奨学金の返済免除というのに似ていますよね?今はないみたいですが。
学校在籍中は進級テストに合格しなかった場合、学校を退学した場合、学校を卒業しても2年以内に国家資格を取得できなかった場合、系列病院に就職しなかった場合、系列病院に就職しても一定年数(3年以上)勤務しなかった場合全額返済をしなければならないなどのくくりがあります。順調に就職できても人間関係やコミニケーションにつまづき病院を辞めてしまう人もいるようです。病気やケガ事故など、在籍中何が待ち受けているとも分かりません。
奨学金は、借金と同じで返済できない(お礼奉公しない)と決まった時点で即返済の義務が生じます。最近話題になっているのは、日本学生支援機構などで借り入れた奨学金が返済できず延滞金が溜まる学生さんや返すことができなくなり自己破産する学生さんの数です。2014年までで奨学金が返済できず自己破産した人は11482件に及びます。親や親戚が連帯保証人になっているため取り立ては、親や親戚に行きます。自分が自己破産をして借金がチャラになるわけではありません。
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