NHK Eテレでテストの花道 ニューベンゼミを放送していました。テストの花道が高校生をターゲットにした番組で勉強方法・暗記法・進路・志望校への目標の決め方・ノート術・作文の書き方・話の伝え方や受験生のための小論文の書き方とか面接攻略法までを詳しく解説している番組です。勉強のツボやモチベーション(根気や集中力)が続かないひとのための秘策など幅広く扱っています。反響を呼んだ放送の内容は、書籍化もされており購入もできますが、可能な限り番組を視聴した方が理解度が深まります。30分番組で放送は、月曜 午後7時25分~7時55、再放送は土曜 午前10時30分~11時。
テストの花道が、2016年からは 「ニューベンゼミ」と呼び名が変わったようですが、今日の面接攻略法も分かりやすかったですよ。
面接官が受験生に聞きたい4つのこと
ゼミ長のTOKIO城島茂さん、多才っぷりを発揮しているバカリズムさんが、高校生から「面接のときは、どこを見たら良い?」「想定していない質問をされたらどうしたら良い」などの質問を受けていました。各大学で面接官をしている教授の話では、面接で聞きたいことは、以下の4点。だから最低限以下の4つについては、自分で答えを用意しておくと良いでしょう。
- 高校までの間に何を学んできたか?
- 大学(学部や学校)で何を学びたいと思っているのか?
- 学校で学んだことを将来どのようにいかしていきたいと思っているのか?(将来の目標)
- 志望理由
しかし問題は、想定していない質問をされたときです。たいていの受験生は、想定外の質問をされるとタジタジになったり緊張したり支離滅裂・しどろもどろになります。ところが福利の法則で答えれば、想定外の質問をされても「それらしい答え方になる」ので心配無用というわけ。
大学でもAO入試や推薦入試では、面接が行われていたものを一般入試でも面接を取り入れるようになったので人を見極める重要ポイントとなっていることは間違いないようです。しかし受験生は、どんな質問をされるの?と緊張でガチガチになっていたりイレギュラーな質問で受験生が受け答えに困ったときに生徒の本質や本音・本性が見えてくるのであえて生徒が困る質問をぶつけることもあるようです。しかしこれは面接官は、受験生を落とすためにいじわるで「減点方式」で行っているのではなく「加点」につながることが多いようです。
質問の内容がわからなかったら慌てず聞き直せば良いし4つの質問に関しても丸覚えや暗記したまま話そうとすると説得力に欠けてしまったり質問と答えがズレてしまうことも考えられるので「福利の法則」を頭に叩き込んで事前練習(先生や保護者・友人と模擬面接)をしながら伝わりやすい話し方の極意を試してみると良いです。
人に伝わりやすい話し方の極意「福利の法則」
- F(復唱する)
- K(結論をいう)
- R(理由を述べる)
- I(以上です)
例文
あなたは、どんな看護師になりたいと思っていますか?(質問)
- はい、私がどんな看護学生になりたいかというと・・(復唱)
- 患者さんだけでなく、ご家族に対しても配慮できるようになりたいです
- なぜなら(なぜかというと)私の家族が入院したとき、看護師さんが病気の症状や状態について的確に説明していただきました。不安や心配で心細い気持ちでいましたが看護師さんに声をかけてもらったことで安心できたからです。(理由)
- 以上のような理由で私は、正確な知識や情報を学び患者さんとご家族にも配慮できる看護師になりたいと思っています。
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