看護専門学校の入学式はスーツ着用でした。濃いめのグレー、紺、黒のスーツの子が出席する子がほとんどでした。(今は、太りすぎて着用できませんw)
私たちの入学式では先輩方全員は、黒スーツを着ておられました。結局入学式に着たスーツは、1~2回着用しただけで実際に着る機会が多かったのは黒スーツ(リクルートスーツと呼ばれるもの)でした。
スカート派、パンツ派
次にスカート派かパンツ派かという点ですが半々です。スリムでスタイルの良い子はパンツが似合います。私もパンツを試着したのですが似合わなかったのでスカートを選びました。
入学式のスカートはタイトだけど裾がフレアっぽくなっていて買い直した黒スーツはタイトスカートでした。看護学校によっては、喪服を連想させるからと黒を敬遠する学校もあるようです。実際に通われている先輩に質問されるのが一番です。
看護学校の必需品、黒色リクルートスーツ
黒スーツ(リクルートスーツ)は、奨学金支給の面接時、病院施設見学、就職するための試験日、後輩のの入学式、先輩の卒業式、自分たちが卒業するとき、卒業前も何度となく機会があり看護学校では必需品でした。→ちなみに国試のときは私服です。
病院に入ってからの新人研修も黒のリクルートスーツでした。入学式は紺にストライプ模様だったので買い換えなければならず入学式から黒スーツ1着だけを指定してくれれば無駄にならなかったと後から思いました。
黒スーツは、入学式用のスーツと同じAOKIで購入しました。しまむらなどで買えば1万円弱で購入できます。
アオキのレディース用の就活黒スーツは、新しい型と数年前の型がありました。私はお値打ち価格の数年前の型のスーツを選びました。
黒いビジネススーツと礼服は違う
黒色の就活用スーツと礼服は同じ黒ですが目的が違います。
ビジネススーツの目的は仕事なので面接や試験に来ていけます。礼服は法事や葬儀などの冠婚葬祭が目的です。襟のデザインも生地も光沢も質も違います。
同じ黒でも使い回すと恥をかいてしまうので各々買い揃えなければいけません。
黒いといえば看護学校!
ブラックな看護学校生活
看護学校はブラックといわれやすいです。生徒も教員も女性で人間関係が複雑面倒だからです。
臨地実習は、病院によってピリピリムード全開でした。看護学生の存在に苛立つようで返事もしてもらえませんでした。でも別の病院の実習は、雰囲気が違い病院によって空気感が変わると感じました。
臨地実習で複数回、失敗するとヒヤリハット(インシデント)で目をつけられます。常にストレスを抱えやすく心が休まる時間は、ありません。
目をつけられると厳しい視線でガン見されるのでプレッシャーで余計失敗しそうになったりします。笑。
看護学校は社会の縮図
同じクラスでも女性どうしは妬みで足を引っ張られることもありますし、無責任な子とグループが一緒になると連帯責任で自分まで単位を落とされてしまったことがありました。
看護学生は「人間関係」を学ぶ良い機会です。分析する力も身につくし社会や病院の縮図です。
実習にむけての練習や事前学習、記録のために毎晩睡眠不足で本来の性格が出やすいのです。うつっぽくなって逃走して、退学した子もいました。
クラス中から無視されて教員だけを味方につけて看護生活を送っていたチクリ体質の子もいました。(強メンタル過ぎw)
面倒な場面にも直面しましたがでも苦労をともにわかちあう中で一緒に乗り越えていく信頼できる仲間の存在も大きかったです。
看護学校で挫折しやすい人
看護学校の厳しさから遊びに逃げてしまう子も何人もいました。現実逃避し単位を落とし進級できずに退学した子、卒業前に留年が決まり卒業できなかった子もいました。
遊ぶ時間は捻出しても期限内までに記録が提出できないと先生に目をつけられ看護師としての資質を問われるます。クラス全員が連日寝不足で過酷な状態なので言い訳は、聞いてもらえません。
看護師以前にどのような職種に就いても社会人として通用できません。学校や教員のせいにする時点で自分に甘えているからで覚悟が足りないからです。