すっかり春めいて来ました。高校3年生に進級する去年の春休みは、高校で出された課題に取り組んでいました。進路が決まった今年の春休みは、卒業旅行にでかけ正直遊びまくっています。アルバイトの面接も看護学校の面接に比べたら「へ」みたいなものです。高校3年生になる方は、今このときからスタートしておきましょう。同級生の中には、看護学校を5校も6校も受験して全部落ちた子もいました。そういう子たちは、補欠合格ももらっていないので浪人確定です。今年1年間アルバイトしながら浪人生活が始まるのです。倍率が高い看護専門学校は一浪も二浪も珍しい話ではありません。ただ親も子も考えが甘い人の方が不合格になりやすかったのかな~と今は思います。ずっと進路が決まっていない同級生が春休みディズニーに行くと言っていたのでようやく進学先が決まったのか?どこか補欠合格で滑り込めたのかと思ったら、浪人・・試験のときも自信まんまんだったし、受かる気まんまんだったんですよね。その子。誰でも皆が合格するつもりで受験にのぞむわけだけど、推薦でも1.5倍や2倍、一般入試で3倍4倍当たり前なので落ちる確率の方が高いっていうね・・スタートするなら今!早過ぎるということはありません。まずは、学校の課題をガンガン片付けていくこと、看護模試を受けること。間違った問題を勉強しなおすこと、数学・英語・国語を重点的に復習しておくこと、過去問題に取り組むこと。あとは、これから始まるオープンキャンパスの情報収集をしておくこと。看護学校の見学に親に連れて行ってもらう場合、親にも休みを取ってもらわなければいけないので情報を共有することも大切です。あと、志望している看護学校でかかる費用(入学金や授業料・実習費)を知らせておきましょう。お金を用意するのは、親に任せて!試験にのぞむのは自分自身!学力を身につけるのが合格への第一歩です。
志望動機は、絶対に聞かれます。
知っている先輩(在校生)がいると生の情報が得られます。大事なことは、他の学校にない特性を見つけることです。志望理由は、以下の文例をアレンジしてみてください。面接官に印象をつけやすいのは、具体的な理由です。できれば看護体験やオープンキャンパスに参加しましょう。
- 少人数だから(パンフレットに書いてあるのでありきたり)
- 大学よりも専門学校のほうが技術や実践力がつくと思ったから
- 昼間定時制だから
- オープンキャンパスや看護体験に参加したとき雰囲気が良かったから
- 国家試験の合格率が高い
- 実習先が△△の医療に力を入れている○○病院だったから
- 災害看護論に興味があったから
- 老齢看護学に興味があったから(どこの看護学校でも学ぶ内容ですが、自分の住んでいる地域の高齢化とからめて地域に根ざした看護学が学べるという理由付け)
- 実習先に就職する人が多く慣れた環境で働くことが出来る点
- 実習先の看護師や医師による講義がある
- 家族が病気がちだったので家から近い看護学校で学びたいと思ったから
- 社会人学生が多く年齢性別に関係なく学べると思ったから
- 男子学生が多い学校だから(男子の場合)
- 県内で唯一ドクターヘリがある病院の付属学校だったから
- 県内で唯一ドクターカーがある病院が実習先になっていたから
- 大学病院の付属の専門学校だっただったから
実習先となる病院の看護師さんに聞いてみる
実習先となる病院の看護師さんに話を伺ってみるのも良いと思います。それができない場合、実習先となる病院のホームページを見ます。病院独自で特徴があるはずなので実習先の病院で○○を学びたいという志望理由も効果的です。
知り合いの看護師さんに聞いてみる
友人は、オープンキャンパスも看護体験もしないまま受験にのぞみました。パンフレット1冊から得られる情報だけが頼りでした。しかし友人の母親が知り合いの看護師さんに「○○看護学校の志望理由どうしようか悩んでいる」と話したところ偶然その学校の卒業生だったために実習先の病院の特徴を看護師さんの視点から教えてもらうことができたようです。そして無事合格したようです。生の声(在校生)や卒業生の声って大事です。皆さんも頑張ってください。
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