障害者スポーツについてどう思いますか?(理学療法士・作業療法士系の学校での面接)

障害者スポーツについてどう思いますか?(よくある質問)

質問
障害者スポーツについてどう思いますか?

 

回答例
回答

車いすバスケ障害者スポーツのメリットは、障害者自身の健康や体力の増進・仲間づくり・充実感・ストレス解消・医療機関への依存を減らすなどリハビリ目的だけでなく楽しみや生きがいなどにつながることです。一方で障害者専用のスポーツ施設の数や指導員・コーチ・障害者を(介助(介護)する人の数が限られていることや障害の重さによってすべての人が取り組めるわけではありません。県内で行われた障害者スポーツ大会には、車いすバスケットボール、車いす駅伝、ソフトボール、卓球、水泳、アーチェリー、バレーボールなどがありますが、新聞やテレビでの扱いも小さく社会の関心が低いのが現状です。障害者も健常者と同じようにスポーツをする機会が増えるような社会になると良いと思います。

答え方のポイント

理学療法士・作業療法士などを目指す方に多い質問です。

厚生労働省の調査によると国民の6%は、何かの障害を持っているといわれています。聴力、音声、言語、そしゃく、上肢や下肢の機能障害、じん臓、呼吸器、心臓のペースメーカー装着者は、身体障害に分類されます。身体障害のほかに精神障害、知的障害などに分けられます。しかし障害者の中でスポーツを実施している割合は、少ないのが現状です。理由は、いくるかありますが障害者優先利用スポーツ施設の数の少なさ、指導員やコーチの少なさなどが限られているからです。障害者本人だけで無く介護者の手を借りなければならないことが大きな理由かもしれません。肢体不自由の身体障害者や視覚障害者を対象にした世界最高峰の障害者スポーツ大会パラリンピックなどにふれて回答されると良いかもしれません。

 

 

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