看護学校の面接で「本校を志望した理由」を聞かれたときの答え方(模範解答例)です。履歴書には、志望動機を書く欄があると思います。
面接では履歴書に書いた内容をベースにして具体的な受け答えをします。(私は、何を書いたか忘れそうだったのでコピーしておきました)履歴書に書いてあるのに再び面接で志望理由を聞くのは、あなたの意欲や人柄を知るためです。履歴書に書いた文章を丸暗記するよ履歴書に書ききれなかった具体的なエピソードを交えて答えると好印象です。
目次
あなたが、この学校を選んだ理由や、志望動機は何ですか?
志望した理由を聞かれたときの答え方(模範解答例)
看護師になる方法
看護師になる方法は、大きく分けて4通り。
- 中学→准看護師養成所→准看護師都道府県知事試験→看護専門学校→国家試験合格→看護師。
- 高校→看護専門学校(3年制、4年制)→国家試験合格→看護師。
- 高校→短期大学(3年制の看護学科)
- 高校→大学看護学部(4年制→国家試験合格→看護師
看護師と准看護師
「看護チームにおける看護師・准看護師及び看護補助者の業務のあり方とガイドライン及び活用ガイド」では、看護職の定義は、「保健師、助産師、看護師、准看護師」。看護師と准看護師の違いについては、看護師は「傷病者若しくはじよく
婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする」、准看護師は「医師、歯
科医師又は看護師の指示を受けて、前条に規定することを行うことを業とする」との説明しています。
患者さんから見たら、学生も新人も中堅も准看も正看も看護管理者も同じ「看護師さん」でなんでしょうけどね。w
短大でも大学でもなく専門学校を選んだ理由
高校卒業後の進路として准看護学校、短大、大学ではなく専門学校を選んだ明確な理由は、何か?という点を熟考して答えられると良いと思います♪
看護師として働きはじめると最初の1年目は、皆新人です。同期でも年齢はバラバラで専門学校卒は21才。大学卒は22才です。年齢が上でも下でも大学卒だから威張っているとかそういうことはありません。
看護師としての能力や資質は人それぞれで新人は、経験が乏しいため皆必死です。
志望理由を答えるヒント
看護学校の面接で質問されることが多い「志望理由」「志望動機」。面接官は、当日あなたが書いた志望理由書を見て質問することも多いです。
志望動機に関する書類をコピーしておき内容をふくらませておきましょう。なぜ、この看護学校を選んだのか? 大学・短大の看護学部ではなく看護専門学校を選んだのか?自己分析して答えられるようにしておきます。
国家試験の合格率は、オープンキャンパスや入試案内に記載してあればチェックしておいてもいいかもしれません。
(ただ、合格率を上げるため国試に落ちそうな成績の悪い生徒は卒業前に行われる試験(国試を受ける前段階の学校のテスト)を不合格にしたり留年させたりしているので鵜呑みにしないでください)
専門学校の卒業後の進路を調べる
看護学校は、ただ入れば卒業できたり国家資格がとれるわけではありません。卒業できても国家試験に合格しないと意味がないのです。専門学校卒業後の進路も調べておくと答えやすいです。
グループ面接(集団)と個人面接
学校によっては、グループ面接(集団)と個人面接があります。自分が受験する学校が、どのような形式で行っているか確認しておきましょう。ただし私の受験した学校は、個人面接から集団面接に変わり受験番号順ではなくランダムにディスカッションする形式に変わりました。前年までの面接のパターンが変わったために先輩方は、かなり慌てたようです。
話してみえました。グループディスカッションは、積極性や協調性を見ぬかれます。
面接は、誰でも緊張します。何度も練習しておいたのに想定していない質問をされ頭が真っ白になることもあります。でも慌てずに落ち着いて考えてのぞんでください。面接では、質問されたことに対しての答えを求めています。主張や演説である必要はありません。
算数の答えのように1+1=2のように正しい答えがあり丸暗記すれば絶対に試験に通るほど甘いものではありません。試験を通じてあなたという人間がどのような考え方を持っているのか?学校で学ぶ意欲や看護師としての適正を見られます。